理想のマテリアルを求めて

新素材を使うには

キッチンの扉で採用したチタニウム。硬く傷が入りにくいメリットがありますが、硬い分加工がしにくいデメリットもありました。またステンレスに比べて流通が少なく加工できる工場も少ないため、どうやったら今の状況でコスパよくクオリティを高く提供できるかを業者さんと打ち合わせを重ねてキッチンを設計致しました。新しい素材は魅力的ですが、初めての素材をお客様に提供する時には、今後どのような問題があるか分かりません。だからこそ作った瞬間だけではなくお客様が今後10年20年毎日問題の無いように使う事を想定して絶対に公開の無いように専門家や技術者の意見を聞きながら細心の注意を払う必要があります。