プランニングの魅力と効果

必要最小限の工事で最大限の効果を。

こちらの物件はリノベーション工事でのキッチン。

これまでお使いの既存キッチンの状態も悪くなく、そのまま使用できそうなキャビネットはそのまま生け捕りにして、足りない所を新規で造作。それらを組み合わせ、組み替えて新しいキッチンに生まれ変わりました。既存のキッチンではお部屋をぐるりと囲うような大きなコの字のレイアウトでした。このままだと動線が大きく、使いにくいと感じていらっしゃったためカウンターを増設し、小さな動線でお料理がしやすいレイアウトに変更。工事日程が多くなってしまうとお客様への経済的・心身的負担も大きくなってしまうため、キッチンのキャビネットで空間を仕切り、パントリーのような小部屋を作る事で工期の短縮を図りました。こちらのキッチンから見えるお庭の景色がとても綺麗で気持ちのいい光が差し込む窓があったのですが以前のキッチンだとカウンターの奥行が深く、またシンクがあるためにあまり窓が活用されておらず、勿体無い状態でしたが天板の奥行を少し変えるだけで窓に手が届きやすくなり以前よりも窓を活用しやすくなったキッチンに。ちょっとしたことですが、空間が本来持っていたポテンシャルを引き出せたと思います。キッチンは何よりもレイアウトが重要だと示してくれたキッチンです。